【司法試験の情報まとめ】受験資格や合格率・難易度・勉強時間について解説

超難関資格としても有名な「司法試験」に関してまとめています。

司法試験とは

司法試験は法律系試験、法律系資格の一種です。

法曹と呼ばれる法律のプロとして仕事をするには必須の国家試験で、弁護士になるには司法試験への合格が欠かせません(特任検事からの認定という例外はあるようですが司法試験よりハードル高そうなのでスルー)。

 

試験内容には①短答式(選択肢から答えを選ぶタイプ)②論文式(長い記述を要するタイプ)がありますが、司法試験予備試験と異なり口述試験はありません。

なお、
 短答式では憲法・民法・刑法の3科目。
 論文式では公法(憲法・行政法)、民事(民法・商法・民事訴訟法)、刑事(刑法・刑事訴訟法)、そして選択科目(労働法・知的財産法・租税法など)の4科目
を受けなくてはなりません。

詳しくは法務省のページを確認

法務省:司法試験

受験資格は「法科大学院の卒業」または「予備試験の合格」

司法試験を受けるには、「法科大学院課程の修了」または「予備試験の合格」をしていなければなりません(受験資格)。
そのため誰でも受けることのできる試験ではありません。ただ、予備試験には受験資格がないため、予備試験を経由してから受験することは可能であり、その意味では大卒・高卒・中卒など関係なく誰にでもチャンスはあると言えるでしょう。現役の高校生でも可能です。

法科大学院の修了から5年、予備試験の合格から5年で受験資格の効果は切れる(要約)

司法試験の例年の日程

司法試験の日程は、毎年5月の中旬に設定されています。以下のように、例年水曜日から5日間の日程で行われ、開始日は第2水曜の日もあれば第3水曜の日もあります。
※令和2年は新型コロナウイルスの流行により延期

  • 令和3年:5月12日(水)~16日(日)
  • 令和2年:5月13日(水)~17日(日) → 8月12日(水)~16日(日)
  • 令和元年:5月15日(水)~19日(日)

司法試験の難易度は昔よりも低下している?

司法試験は国家資格の中でもトップクラスに高い難易度です。そのため決して簡単とは言えません。しかし合格率の推移からのみ判断すれば、徐々に簡単になっているのではないかと見ることも可能です。

2012年の合格率が約25%であったのに対し、2018年には約30%、2020年には約40%にまで達しています。ただ、その年によって上下はありますし、このままの推移の傾向が続くわけではありません。

そしてこの合格率はいずれも上記受験資格を持つ者が受けたときの値ですので、受験資格のない試験における合格率と同視してはいけません。

司法試験の過去問

司法試験の過去問は、毎年法務省で公開されています。
過去問を使った勉強は非常に重要ですので、ぜひ活用しましょう。

法務省:令和3年司法試験問題
法務省:令和2年司法試験問題
法務省:令和元年司法試験問題

司法試験に独学で合格は可能か

独学でも司法試験に受かることは可能でしょう。絶対無理、ということはありません。

ただし実際にはかなり難易度が高いと思われます。予備校や通信教育、オンライン講座の利用をした方が効率的です。コスト面がネックになる方が多いと思われますが、独学で長期的な勉強期間を要することを考えればオンライン講座等を利用して短期合格をしたほうがコスパも良かったりします。法改正に伴い参考書・テキストや問題集なども買い替えなければなりません。分厚い六法も大きな法改正があると買いなおしということになりかねません。

勉強法も自分で編み出さなければならず、様々な観点から予備校・オンライン講座等を利用する方が無難といえるでしょう。

司法試験合格に必要な勉強時間

合格までの勉強時間が人によって異なるのは当然ですが、およそどれほどの期間を要するのか、覚悟を決めるうえでも知っておきたいところかと存じます。

一般的には数千時間は要すると言われ、1万時間かかるのではないかとも言われています。仮にトータルの勉強時間が5000時間として、一日あたり10時間勉強しても500日を要します。

数十時間の勉強で合格できる資格は多いですし、難関資格の勉強期間でも数百時間程度と言われるものが多いです。そう考えれば非常に難易度の高い試験であることがイメージできると思います。

長い勉強時間を要する人の傾向としては、やはり法学部を出ておらず予備知識がない人、他の法律系資格を持っていない人、そして長期的な取り組みをしている人が挙げられるでしょう。同じ人でも短期決戦で集中して勉強をしたほうが短い期間で合格できますので、時間の確保が難しい社会人は相当に勉強効率を上げる必要があるでしょう。

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