刑法犯の認知件数
平成29年における刑法犯の認知件数および検挙件数が警察庁より発表されています。
この年の総認知件数は91万5042件でした。
内、凶悪犯・粗暴犯・窃盗犯・知能犯・風俗犯・その他に分けられています。
- 凶悪犯は強盗や放火など比較的罪の重いもの
- 粗暴犯は暴行など
- 窃盗犯はひったくりや置引き、万引きなど
- 風俗犯はわいせつ罪やとばく罪など
検挙件数の内訳は以下のようになっています。
窃盗犯が最も多く約66万件、凶悪犯は全体の1%以下という結果であった。
刑法犯の検挙件数と検挙率
平成29年における刑法犯の総検挙件数は33万件でした。
検挙件数の内訳は以下のようになっており、認知件数の内訳と大きな違いはありませんでした。窃盗犯が最も多く20万件でした。
一方で検挙率は刑法犯の種類によって大きく異なっていました。
凶悪犯は認知数自体多くはないものの検挙に至る割合が非常に大きく86.6%。
逆に窃盗犯は31.2%の検挙率と最も低かった。